夜尿症は、病気ではない。むしろ、おねしょする子どもの膀胱は正常なのである。
病気の場合は、尿の量が大量になった場合は、尿崩症・糖尿病・萎縮腎など先天的なもので、おねしょから発見されるものも少なくありません。
膀胱にじゅうぶんな量の尿をためられない場合、萎縮膀胱とか膀胱炎、尿道炎・亀頭包皮炎・陰門膣炎、膀胱結石などがありますが、これらは急に始まったおねしょによくみられます。
尿道に尿の一部が溜まってしまうことがあります。これも病気の一種で、とくに男の子の場合、排尿後に少し時間をおいてから、溜まったものがでてきて、パンツを汚してしまいます。この場合は、夜だけではなく、昼間にももらしてしまっているので、母親にもわかります。